7年前の発表会を区切りにトウシューズを履くのを辞めました。
それからはバレエのレッスンは週1回、その他、毎晩寝る前にプランク等の自主トレやバレエのためのトレーニング方法の研究。8カ月前からはマシンピラティスのプライベートレッスンを月2回始めました。今現在の私はこんな感じです。
以前はバレエは週2回、発表会にも出ていましたが、7年前からはバレエシューズだけの基礎レッスンに立ち返り、レッスン回数も週1回に抑え、基本の見直しやトレーニング中心のスタイルを続けています。
なぜなら、その発表会での踊りが自分にとっては実力以上のもので満足のいくレベルまで仕上げられなかったこと、そしてその原因は基礎が出来ていないことにあるのをあらためて痛感したからです。
ちょうど引っ越しをしたこともあり、通っていたスタジオを辞め、とにかく基礎を丁寧に教えてもらえる先生を探し、その結果某バレエ団付属バレエ学校の教師もしているベテラン先生(当然私より年上)の大人向けクラスにたどり着きました。
通常、大人バレエ経験者は振りさえ合っていれば間違った体の使い方をしていても今さら注意はもらえないのですが、この先生は経験者だろうが初歩レベルのできていないことは指摘してくれます。でもそれだけでバレエが上手くなるかというとまだまだ足りず、ピラティスによる体作りも始めました。
さて、もうトウシューズは二度と履くことはないと思っていましたが、最近バレエでの課題が少しずつ解決している状況なので、自分の体がどれくらい変わったかをトウシューズを履いて試してみたくなりました。
足先作りは自主トレとレッスンで
私がこの半年ほど週1回はやっている足裏強化の自主トレがあります。
両足を伸ばして床に座ります。足首から先は力を抜いたまま、かかとの位置を動かさず、親指だけ床に向かって押し下げ、また元に戻します。他の4本の指の位置も動かしません。
これをゆっくり40回くらいやります。土踏まずが吊りそうになる感覚があれば、効いている証拠。最初のうちは翌日土踏まずが筋肉痛になりました。
同じことを床の上に立ってやると、親指の腹で床をぐっと押して土踏まずを上げるトレーニングをしていることになります。
足裏強化のためのセラバンドを使うトレーニングは、ふくらはぎにばかり効いて足裏強化になかなかならない、という意見があり、私もこれはやっていません。
ところで、足裏の自主トレをレッスンの中でもできれば時間短縮になると思いますよね? そうです、タンジュの時に同じように足先を使うことでトレーニングになるんです。かかとと指を床にこすって足を出すようにし、最後のドゥミからつま先を伸ばす時にあの土踏まずの感覚で行うと、レッスンがトレーニングであることがよく理解できるようになりました。
トウシューズがワンサイズアップ
新しくなったチャコット代官山本店のトウシューズフィッティングを予約。7年前に愛用していたブロックのバランスヨーロピアン5Xを持参し、履いてみたら店員さんいわく、ぎりぎりジャストサイズできつそう、同じ物なら5XXが良いのでは?とフィッティングしたら、こちらがちょうど。私の足は甲がなくペラペラの薄い足なので、足が大きくなったとしたら、足裏に筋肉が付いたということ…?
結局、今回はバランスヨーロピアンではなく別のシューズを選びました。というのも、バランスヨーロピアンはシューズが立たせてくれて楽な一方、トレーニングには向かないシューズなので、もっとソールが薄くて床を感じやすく、軟らかいシューズにしたいという希望を伝えたんですね。発表会に出る予定もなく、トレーニングのために履くトウシューズを買ったのは久しぶりです。
今回は新しいトウシューズを買ったことよりも、足のサイズが大きくなったことのほうが自分としては嬉しい発見。あの7年前の発表会で、全く鍛え方の足りない足で男性と組んだなんて、無謀でしたね(それをやらせた先生も無謀…)。
それにしても7年の年齢は重ねているわけで、さて、果たして7年ぶりにトウシューズで立てるのか…?