バレエ上達のため、マシンピラティスを体験してみたいと、既に2回プライベートレッスンを体験しました。だいぶ自分の体のことが分かってきたと同時に、バレエでの体の使い方も安定してきました。今回は体験レポ第3弾です。
体験レポ第1弾と第2弾はこちら
体験レポ第3弾 BDC PILATES
日本初のマシンピラティス専門スタジオ。運営母体がダンサー養成スクールということで、インストラクターにはダンスやバレエ経験者が多く、しかも全員女性。都内4ヵ所にスタジオを構えています。今回のインストラクターは子供の頃からバレエ経験のある方でした。
始めに指摘されたこと
レッスンではリフォーマー以外のマシンも2つ体験しました。今回は肩と背中が凝り固まっていたため(デスクワークの影響)、肩を肩甲骨から抜けそうなほどストレッチしたりして、何だか整体みたいでした。
腹筋の使い方や、内転筋強化のエクササイズ、呼吸法など、今まで体験したピラティスの中ではやや難易度の高い内容でした。
終わりに指摘されたこと
・肘が内側に入りやすいので、やや肘を緩めるくらいでいたほうがよい。例えば2番アームスの時につっぱらないよう注意。
体験後の感想
長くバレエを経験されていたインストラクターということで、バレエでの動きにかなり近いレッスンでした。私のバレエで苦手な動きも、皆分かってしまいましたね。
今回で体験3回目になったことで私自身もマシンに慣れてきたと感じ、体の使い方も少し分かってきたように思いました。
こちらのスタジオはマシングループレッスンも充実しています。
「私のようなピラティス初心者はグループ、プライベート、どちらでどのくらいの頻度で通うのが効果的か?」と質問してみたところ、「通い方は自由だけれども、バレエのレッスンが週1回なら、体の使い方を忘れないようにまずはグループレッスンを月3回通って基本的な動きを覚えるのが良いかも。プライベートはたまに受けて、整体代わりにしている人もいる」とのことでした。BDC PILATESの良い点は、入会時にグループかプライベートかを選択するものの、相互にレッスンを追加料金で受けやすい仕組みがあることですね。
3つのスタジオでマシンプライベートを体験して
○バレエに役立つと実感
「やっぱりマシンピラティスはバレエに役立つ」ということを感じています。軸足の立ち方とプリエの動きが少しずつ分かりかけています。正に私がやりたかった「バレエの基本の動きをイチから見直し、正しく動かせるようになる」ための第一歩を踏み出すことができました。マシンピラティスでの体の使い方を次のバレエのレッスンで試してみる、というルーティーンにしていきたいと思っています。
○体のパーツごとにコントロールできるようになる
マシンピラティスは効かせたいパーツだけを使い、使いたくないパーツは使わないようにできるので、鍛えたいところだけ鍛えられるのはもちろんのこと、自分でなかなか意識できなかった筋肉を使う意識がついて新しい発見があります。
バレエの動作でも、体のパーツに意識を向けて一つひとつ頭で考えて動けるようになりました。例えばバレエの先生から注意を受けた時に、「先生の言うようにするには、体のこことあそこを意識すればよい」と、パッと頭の中で組み立てられるようになりました。
○ピラティスの取り入れ方は自分次第
さて、バレエのためのピラティススタジオの選び方ですが、スタジオで選ぶというより、自分の求めるレッスンを提供してくれるインストラクターで選ぶとよいと思います。私ならやっぱりダンスやバレエ経験のある方で実践に近いエクササイズをやってくれる方がいいと思いました。インストラクターのプロフィールは大抵HPに出ているので事前にチェックしてから体験を申し込むといいですね。
プライベートレッスンの場合、各インストラクターには固定のお客様がついていて、レッスンが終わると次のレッスン日時をその場で予約して帰る人が多いようです。
ちなみに体験した3つのスタジオとも、こちらから聞かない限り特にピラティスの通う頻度やレッスン内容の選択方法に関するアドバイスはなかったですね。どのようにピラティスを受けるかは基本的に自分で決めないとならないようです。
なお、バレエピラティスと謳っているスタジオは通える範囲になかったので今回は体験しませんでしたが、よりバレエに直結して効果がありそうですね。
バレエとマシンピラティスを両方やるのは時間的にも調整が大変。でもその効果はかなり実感しているので、バレエのレッスン1回分をマシンピラティスに換えてもいいと考えています。
今後も気になるピラティススタジオがあれば体験してみたいですね。
※マシンピラティスの効果や感じ方には個人差がありますので、あくまでもひとつの参考としてください。