バレエのレッスンに通っているだけでは、上達に限界があるのでは?
正しい体の使い方を実はきちんと分かっていない。
今、それを何とかしたい。
そんな思いで体の使い方をイチから見直すため、マシンピラティスのプライベートレッスンを受けることにしました。現在スタジオを比較検討するため、いろいろと体験に出掛けています。
第1弾では大手のZen Place Pilates を体験しました。今回はそれとは対称的な小規模スタジオでの体験レポです。
体験レポ第1弾はこちら
体験レポ第2弾 某小規模ピラティススタジオ
インストラクターの数は少なく、アットホームな雰囲気のスタジオですが、こちらはダンス経験のあるインストラクターによるダンスパフォーマンスの向上のための体幹強化・胸郭の柔軟性等のレッスンを受けられるということで、期待して予約申込み。始めにあぐらで座り、上体と骨盤の位置をチェック。
始めに指摘されたこと
レッスンはリフォーマーを使って言われるがままに動いていきました。1番プリエをしたり、仰向けで片足デベロッペをキープしながら軸足プリエをしたり、うつ伏せで後ろに反ったり、実際にバレエで使うポジションでのトレーニングもありました。
終わりに指摘されたこと
・左脇が縮みやすい。
・股関節の動きが悪い。
・後ろに反る時に腰に負担をかけすぎていて、お尻と腿裏が使えていない。
体験後の感想
インストラクターの方はバレエについても一通りの知識はあり、バレエで使う動きをトレーニングに入れてくれたのが実践的で良かったです。
左の坐骨とかかとがとられるのは思い当たるふしがあり、例えば左軸足のピルエットが安定しないのはそのせいだと納得。つまり、坐骨からかかとまで真っ直ぐな軸で床を押せていない、ということが分かりました。
その後体はどう変わったか?
第1弾の時ほどひどくはないけれど、翌日から内腿が筋肉痛になりました。やっぱり内腿はピラティスでないとなかなか使えないものだとあらためて思いました。
体験で指摘されたことを意識して、今はバレエのレッスンで、左軸足をしっかり保つこと、しっかりかかとで床を押すことを心掛けるようにしています。ピルエットではルルベであっても軸足のかかとでしっかり床を押す意識をしたら、だいぶ安定してきました。
マシンピラティスを2回体験してみて
ピラティススタジオは大手か小規模かということでの差はなく、要はインストラクターの質と相性だと思いました。
2回とも有資格者のインストラクターだけのことはあり、初対面でもパッと体を見てその日のレッスン内容を組み立てられるのはさすがです。
あと私の個人的な所感ですが…
自分で調べたことと、バレエの先生に注意されることと、ピラティスで指摘されることが、一つに繋がって理解できるようになりました。
例えばバレエの先生に「肋骨が開いてるから閉じて」と言われて、その時だけ頑張って閉じるけれど、それじゃ根本的解決にはならないんですよね。肋骨が開く原因は何なのか?閉じるためには肋骨以外のどこを直す必要があるのか?そもそも体の使い方を間違えていないか? ピラティスで自分の体と向き合うようになってから、こういう思考が働くようになり、ぱっと直せるものは直すことができるようになったし、分からない場合はレッスン後に調べるようになりました。
こういうことまではバレエの先生は教えてくれないし、1人ひとりにアドバイスしてくれる機会はレッスンの時間だけでは無理です。
その点、体の使い方を学ぶだけでなく、体の使い方そのものについてじっくり考える癖をつけるという意味で、マシンピラティスは有効なのではないかと思いました。
体験第3弾も後日掲載予定。
※マシンピラティスの効果や感じ方には個人差がありますので、あくまでもひとつの参考としてください。