バレエのレッスン曲をレッスンの時間にしか聴かないなんてもったいない。レッスンピアニストのいろいろなアルバムを鑑賞してみるのも結構楽しみです。
私はAmazon primeで探して、家事をしながら聴き流しにしています。「ballet class」と検索するとずらっと出てきますね。
私は家でトレーニングはしますがレッスンの自習はしないので、聴きながら前回のレッスンでの注意を思い出したり、次回のレッスンではあそこを意識しよう、とかイメージするために流しています。
当たり前ですが、上手いピアニストだと気分が上がりますよね。
今回は、鑑賞用として十分な、大人のためのおすすめアルバムをご紹介します。
Ballet Music for Advanced Class Ⅶ: Dance & Prestige ~Aly Tejas(2018.10)
Aly Tejasはキューバ出身の女性ピアニスト。米国でバレエ団のピアニストとしてキャリアを積んだそうです。
大人っぽいメロディーやJAZZYな雰囲気はNYのダンススタジオを感じさせます。
バレエ曲のアレンジではなく、ほとんどオリジナル曲で構成されているのがいいですね。レッスン曲にバレエ曲を使うとその作品のイメージに引っ張られてしまってレッスンに集中できなくなるので、私はレッスンではオリジナル曲のほうが好きなんですよね。
このアルバムが最新のものですが、これ以前にリリースされているものも皆おすすめです。
Etudes II Music for Ballet Class ~Robert Long(2005.1)
大人のレッスンにぴったりな、メロディーが綺麗なアルバム。高音域のメロディーが多いですね。
こちらもほとんどオリジナル曲で、とにかく大人っぽくメロディアス。こんなピアノでレッスンしてみたい!
こちらのピアニストはキャリア30年以上のベテラン。曲の楽譜もネット購入可能です。
Music for Ballet Class Vol.1, Vol.2(Barre), Vol.2(Center) ~Junko Hata
こちらは前出の2人とは打って変わって、フランスで勉強された日本人ピアニスト。
次に紹介するパリオペラ座のピアニストが弾く雰囲気と通ずるものがあります。現在はアーキタンツ等で弾かれているみたいですね。このアルバムを初めて聴いた時、「お、これは日本人の弾き方とは違う」と思いました。音がキラキラしていて華やかなんですよね。
ホテルのラウンジで流れていてもいいような、大人っぽい流れるような曲調です。
Vol.1 は2020年12月、Vol.2(Barre),(center) は2022年10月リリース。
番外編 パリオペラ座エトワールのバレエレッスン上・下(DVD)
こちらはDVDで、本来はドロテ・ジルベールのレッスンを観るものです。が、ピアノが素晴らしくてピアノだけで聴き入ってしまいます。こちらも本当に音がキラキラしていて透明感があって、こんな演奏ならレッスンじゃなく舞台で踊っている気分になりますね。
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